アルゼンチン アルゼンチン アルゼンチン
朝、旅番組でアルゼンチンをテレビで見た。
アルゼンチンってとても遠く感じるよね。地球の裏側過ぎて、地球上通り越して宇宙域というか本当に地球の反対側に存在してるの?っていうくらい遠く感じる。
気持ち的にはアフリカより遠い感じがするのは何故だろう。アフリカも遠いんだけどな。アフリカは地球上の国って感じだからかな。アルゼンチンは本当に存在してるけど、本の中の国とか想像上の世界とか夢の中とか。そんな感じ。
アルゼンチンの人は肉食で野菜を食べないんだって。体が純粋に肉で作られているんだね。肉食動物みたいだね。いさぎよい。
私達は草食動物。なぁんでも食べるたぬきみたいな感じかな。だからお腹が長いよね。昔の人ほどそう。
現代の人は魚より肉を食べるからか髪の毛が生まれつき明るいよね。目の色も真っ黒な人は少なくなった印象があります。
私の目も昔は真っ黒だったけど、今は茶色…。
食べ物は体を作っているね。
それと若い子達は正座しない椅子文化育ちだから、足が長い!にょきにょきと長くて美しいね。
…アルゼンチンから脱線し過ぎた。
アルゼンチンに戻る。
アルゼンチン、本当に夢の中みたい。
夢の中で町の中を歩き回る。そんな夢、ありますよね。その時に出てくる風景みたい。
旅に出たいな。私の夢はあちこち放浪しながら生活する事。
スナフキンみたいなの憧れるな。
出来る事なら、何にも持たずに旅したい。荷物が重いのはとても苦手。
一箇所にずっとステイできるタイプじゃない。風のように、ずっと移動していたい。どこまでも。どこまでも。
夢の世界をただ一人通り抜ける。誰の記憶にも残らず、私は心に風景と思い出を入れ続ける。
いつか世界の果てのような砂漠で力尽きて、あたたかい太陽に包まれて死ねたら最高の人生だな。誰も知らない所で、誰にも知られないまま死んでいく。私の考える最高のハッピーエンド。
人と死生観が違う事は知っていた。
こんな死生観を持つ人と会えるとは思ってなかった。
でも親友が同じような価値観を持ってる事をつい最近知った。
やっぱり友達って似てるんだなって実感した。
私も友達も、孤独を感じない人。
そんな人間は存在しないってよく言われてるけど、本当なの?私達の他にいないかな?
強がりでもなんでもなくて、本当に孤独を感じない。
いや、孤独を感じた事あった。子供の頃、夕方友達と別れるのが悲しくて寂しくて。
孤独を感じていたのはいつまでだったのだろうか。長い間孤独を感じていない。
若い頃、夜中一人で夜の街を歩き回った時も世界を一人で旅してた時も、私は一人を感じなかった。世界が私と一つだったから何も怖くない。怖く感じない。
実際には危険な行為だったなって今は思うんだけど。
世界を旅すると一人しか居なくなる。私の耳と目に流れるもの。流れる風。それだけになれる。自分の中にいるけど、外から自分を見ているような。不思議な感覚。
アルゼンチンの街並みを見ていたらふとその感覚を思い出した。