死体に対する愛

私が理解できないものの１つに

遺体に対する執着心 というものがあります。

死んだらそこにその人は居ないのに、

なんでみんなそんなに

遺体がその人だと思うのだろう。

これは昔から思っていた事。

死んだら魂は体を抜けて大いなるものと混ざる

って普通に思っていたから、

そこに残ったものは抜け殻と一緒。

蟲が脱皮した皮に愛着を感じる

とか

切った髪の毛や爪を自分の様に愛する

とか

そういうことをしているように見える。

なんでなんだろう…

みんな不思議だなぁ

それと

もう亡くなっている遺体を捜索する事。

まるで意味がわからない。

その遺体が発見される事によって

何かの手がかりになるとかならわかるんだけど、

危険な状態の中で、遺体探しをするって…

な、なんで？

捜索隊の命は軽いものなの？

としか思えない。

故人を悼む気持ちはわかるが、

誰かの命を賭してまで

遺体を探させる意味がどこにある？

と思うんだけど、

私がおかしいんかなぁ…

必死に探すのが遺体って可哀想に思うんだけど、

私だけなんかなぁ、そう思うのは…？

葬式もよくわからん。

もうそこにおりませんけど？

うーん、

多分生きている人の為のセレモニーなのかな。

遺された人が気持ちの整理をつけるために、

区切りを付ける為に、やるものなのかもね。

それと、腹立つのが

葬式に来て雑談して笑うやつ。

…悲しくないなら来んな。

母親の葬式でいとこが笑ってるのを見て

心底ムカついた。

てか帰れよ。

つまらなくてもせめて、

悲しいフリくらいしろよ

って高校生の私は感情を剥き出しにしてしまいました…

とさ。

自分が悲しくない人には来てほしくないと思うので、

愛する人の葬式以外には行きたくないなぁって思うのですが…

あまりまだ葬式に行った事がないので、

行く機会があると、やる事がわからなくて挙動不審です。

故人の家族になんて声かけていいか本当にわからない…

こういう時の愛想？が凄まじく苦手

悲しい時はほっておきたい。

とだけ思う。

私が死んだ時は葬式も必要ないと思うけど…

というかどっかで野垂れ死にたい。