ツィゴイネルワイゼン
この映画、マイナーに入るのかな？
わからないのだけれど、
昔観て好きだったから、
観返してみました。
鈴木清順監督の作品が結構好きで、
『陽炎座』、『夢二』と良かった気がする。
改めて観返して
やっぱり良いと思う。
不思議な空気感、
エロスもあるけど、
下品で美しい。
古い日本の失われた美しさ。
女性が女性らしくて美しい
今の日本もフランクで好きだけど、
過去に存在していた、
女らしい女、
男らしい男も
美しくみえる。
（まぁ、女らしくしなさいとか
何とからしいとか嫌いだから
結局今の世が私には合っていると思うけれど）
あの時代の話し言葉、
身のこなし、
住まいの佇まい。
全てが好き。
そして、
鈴木清順監督の間の取り方が
浮世離れしていて
唯一無二の世界観を作る人だな
と思う。
調べたら、鈴木清順監督、
2017年にお亡くなりになっていたのね。
知らなかった。
なんかそれも含めて全て
ふわふわした気分になってしまった。
観てる途中で末息子が帰ってきてしまったので、
まだ観終わってない…
ふわふわした作品が好きな方はおススメ致します。
過去好きなものを観返すと、
いつも
私結構ぶっ飛んでたのかな…
とか思います。
私丸くなったのね、きっと。
そう言われるしね。
たまにはそういう
キチガイもいいね。
私は本質キチガイだものね。
