かぷか ぷかぷか

ゆるいろいろ

闇夜行路にて出会い

(なお、タイトルの闇夜行路は

志賀直哉の暗夜行路と全く関係がありません…(^^;;)

 

これの続き↓

kapka.hatenablog.com

2019.11/12 出雲旅行 一日目

 

ヘトヘトクタクタになって

ようやく宿に向かう最終バスに乗ったのですが…

f:id:kapka123:20191226155156j:plain

 バスの中それなりに人は乗っている。

松江は晴れていたけれど

どうやら出雲は雨が降っていたよう…

窓ガラスに水滴が付いている。

雨に降られなくて良かった

 

出雲市駅と出雲大社って近いイメージだったけど、

遠かったのね…1時間くらいはかかる。

日御碕はさらに先。

 

次々と人が降りていく。

出雲大社過ぎると乗客は二人になって、

出雲大社の後方にあるバス停の辺りで

運転手さんから宿をちゃんと取ってあるか聞かれる。

このバスが最後だから戻ってこれないって事だろう。

 

バスは薄暗闇の中結構なスピードで走っていく。

月明かりで海が見えるのを期待していたが

暗すぎて、窓に反射する自分の顔しか見えない

 

暗い中運転手さんと私ともう一人を乗せてノンストップで走っていく。

 

しかし暗いなぁ、

ヤバイなぁと思いながらバス停を間違えないように

注意深くアナウンスを待つ。

 

日御碕神社に着く。

まだ7時半くらいだってのに…真っ暗。

もちろん店なんか開いてない。

 

夕方着いたら日御碕神社の側でご飯食べたり

日御碕神社をプラプラ散歩してみても良いなぁって

ここにくるまでは考えていた

 

…無理です笑

 

暗すぎて怖い。

出歩きたくない、のレベル。

 

うぁ〜、どうしよう

ここでこんなに真っ暗って事は、

私の降りるバス停は闇、ただの闇じゃない?

みたいな(~_~;)

 

そしてついに宇竜…

しょうがない、降りるしかない。

 

f:id:kapka123:20191226163335j:plain

やっぱり闇だった

 

想像通り、真っ暗。

今日は満月、にもかかわらず真っ暗…

 

ごわいぃぃぃ〜〜😱😱😱😱😱

いやぁぁぁぁ〜〜💀💀💀💀💀💀

 

思わず主人に電話をかける。

暗くて怖い状況を伝えて安心を得よう作戦…

 

真っ暗な中、Google mapで宿までの経路を出して進んでいく。

 

ひとしきり喋って落ち着いてきたので電話を切る。

 

人家が見えてきた。 

 たまに人が生活している気配を感じる

でもなんか一枚隔てられたみたいな

不思議な感覚を覚えて、

幻の街を彷徨っているかの様…

 

うぅ…

これでGoogleマップが正しくなかったら、

宿にたどり着けない。

そしたらどうすれば…

 

でもGoogleマップは正しい、

正しい筈だ…と思いながら進んでいく。

 

目的地に近づくほど、

もしかして宿がないかもという疑いの気持ちが膨れていく。

そしていよいよ目的地に到着!?

という所で、

 

前から人がやってくる…

 

 女の人だ。細身の美少年風の女の人。

地元の人かな?

と思いながらすれ違おうとしたら

声をかけてきて近づいてくる

 

??

 

なんだろう

 ??????

しかもめちゃくちゃ携帯のライトで顔を照らしてくる(; ̄ェ ̄)

なんだなんだ??

 

 どうやら相手もテンパってるらしく

私の顔を照らし続けながら

話した事によると、

彼女も同じ宿を探しているとの事。

それでマップが指し示す場所に着いたが、

 

宿がない!!!

 

とパニックになっていたらしい。

 

とりあえず仲間が見つかって安心した(*☻-☻*)

 

しかし…宿が見つからない、かぁ…

 

困ったな。

とにかく一人じゃなくて良かった。

 

一人だったら気が狂ってたわ…

 

そして、話を聞くことによると宿との連絡も取れないとの事。

私の携帯で宿に電話したら繋がったので、

事情を説明したら、

宿の主人が、

Googleマップが指し示す場所が間違ってるんですよね」

 

(・・?)

 

…(*´Д`*)

 

…ちゃんと登録し直して!!\\\٩(๑`^´๑)۶////

 

という訳で、間違えた場所からなんとか宿まで辿り着けて、

良かった良かった…

 

じゃない!Σ(-᷅_-᷄๑)

 

普通に一人だったらたどり着けんかったで…

 

 

とにかく、無事、宿に辿り着けて良かったぁ(*☻-☻*)

 

ちなみに後で聞いたら

バスに乗っていたもう一人の乗客は彼女でした。

彼女は一つ先のバス停で降りてやってきたそう…

 

続く