かぷか ぷかぷか

ゆるいろいろ

おつかれさま。

2019年終わるね。

 

昨日、長女の中学校の体育の先生が急逝したとメールが入って、

今日、緊急保護者生徒説明会だった。

 

先生は29日夜に亡くなったのだと。

 

胃がんだったそう。

一ヶ月であっという間に悪化して亡くなった。

すごくいい先生で、人気のある先生だった。

 

娘に一番に話した事は、

 

人はいつ死ぬかわからないから、

いつお別れになっても後悔しないように振る舞えって事だった。

 

生きてるうちに伝えたい事は

きちんと言わないと伝わらない。

 

言いたい事はその時に言わなきゃ、

言えなくなってしまうかもしれない。

 

私も昔はよく、本心言いたいけど、

悩んで言わないって選択をよくしていた。

 

いつもありがとうと思っていても、伝えなきゃ

急にいなくなってしまった時にすごく後悔する。

一つ一つのありがとうって大事だ。

 

やりたい事も、やりたいと思ったらすぐやらないと

できなくなるかもしれない。

 

『未来』は確実じゃない。

『過去』は変えられない。

自分がなんとかできるのは『今』しかない。

 

『今』という瞬間、正直に大事にして生きろって

2019年の最後の最後で念押しされた気分。

 

先生には心からありがとうを伝えたい。

 

死ぬ瞬間まで立派に生きた、

すごい先生だ。

 

人間は必ず死ぬ。

 

死ぬまでの期間の長短は問題ではない。

死ぬ瞬間までいかに自分の人生を満足させられるか、

これが大事な事だと思う。

 

亡くなった人にはお疲れ様と言いたい。

どんな人でも、お疲れ様。

生きるって大変だから。

 

たとえ自殺をしたとしても、

最後の最後まで、もがき苦しんで

必死で生きていたんだから

立派じゃないか。

 

死んだら天国か地獄…

私はそういう感覚が昔からない。

私の感覚で言うと、みんな天国に行くって表現になる。

地獄はない。

こんな感じ。

溶け合ってる 光の中で。

すごく穏やかだ。

人間の形はない。

自然もない、あえて言うなら砂漠?

 

そんな所にみんな行く…というか個人の形は無くなる。

穏やかな所に行くわけだから、

死は悲しいものではない。

 

昔から、他人の考える『死』と

自分の『死』のイメージがズレすぎていて、

共感ができない事で苦労する。

 

人は『死』を悲しむが、

私は『死』が悲しくない。

 

死んだ人は解放されるのだ。

そして、みんな溶け合う。

私達とも溶け合っている。

だから私達の一部になるって事。

 

ただ

お疲れ様でした。

そう伝えたい。

 

人が亡くなった時、

大事なのは残った人のケアだ。

 

残された人は喪失感に苦しむ。

その悲しみをケアしてあげられるのは生きている人だけ。

そこを共感してあげられるのは

非常に人間らしい良さだなと思う。

 

 

年の末に大事な事を教えてくれて

ありがとうございました、

先生